アトピーでよく顔が乾燥するけど、なぜ乾燥しやすいの?なぜかゆくなるの?そして、保湿クリームは本当に効くの?

疑問は沢山あるかと思います!!

アトピーで顔が乾燥すると辛いですし、かゆくなるともっと辛いですよね。。。

アトピー肌の乾燥についてもっと正しく知り、アトピーを撃退しましょう!

アトピーで顔が乾燥してしまう原因はコレ!!

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アトピー性皮膚炎になると、乾燥肌で困る方が多いのではないでしょうか??

特に顔の肌は、直接空気に触れ、陽ざしも直接あたるので気にしている方も多いと思います。

かくいう私自身も、夏に外に出て運動するだけで鼻や頬が絵に描くトナカイのように真っ赤になり、夜になってから冷やすのに毎回苦労してました。。。

肌の熱が取れると、ひどいときには乾いた皮膚がカサカサ落ちることもありました。。。!!

 

特に友達と出かけているときに長い時間陽に当たると、赤くなってないかが気がかりで落ち着いて遊べたものではありません。

 

普通の肌よりこんなに乾燥しやすいんです!!

では、なぜアトピー性皮膚炎の人の肌は乾燥してしまうのでしょうか?

それは、アトピー性皮膚炎の人の肌は、水分を含むことのできる割合が、正常な人と比較して半分~3分の2程度しかないからです。

つまり、正常な肌の人が100という水分を保有しているのに対し、私のようにアトピー性皮膚炎の人の肌は50~66の水分しか保有できないのです。

 

この原因と考えられているのが、特定の遺伝子の変異や、セラミドという肌の表面にある高い水分保有能力を持つ物質が、正常な肌の人に比べて少ないことです。

もともとの水分保有量がアトピー性皮膚炎の人と正常な肌の人と比較して少ないのなら、肌も乾燥しやすくて当たり前ですよね。

 

例を挙げると、水分保有量が30の時を乾燥肌になると仮定した場合。

  • アトピー性皮膚炎の人(通常水分保有量:50) 水分が20減少→乾燥肌
  • 正常な肌の人(通常水分保有量:100) 水分が20減少→問題なし

といった感じで、アトピー肌だと水分量が少しでも減ると、乾燥に直結してしまうわけです。

 

かゆみは保湿すればおさまる??

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少し難しい話しになりますが、そもそもなぜ「かゆみ」を感じるのでしょうか?

現在かゆみの原因として考えられているのが、ヒスタミンという物質とインターロイキン31(2017年1月英科学誌に掲載)という物質です。

 

かゆみの原因《ヒスタミン》とは。。??

ヒスタミンという物質は、皮膚表面からアレルゲン(花粉などのアレルギーを引き起こす物質の総称)が侵入しようとするときに、その侵入を阻止するために免疫細胞が抵抗をします。

このときに免疫細胞がヒスタミンという物質を出すことで、アレルゲンを退治してくれます。

ヒスタミンはアレルゲンから体を守ってくれる一方で、かゆみを引き起こします。

 

(↓↓ヒスタミン↓↓)

ヒスタミン

 

ここで、肌をかいてしまうと肌の表面が荒れアレルゲンが更に侵入しやすくなり、それに抵抗するために免疫細胞がさらにヒスタミンを放出して余計にかゆくなるという悪循環に陥ってしまします。

 

アトピー性皮膚炎の方は、かいちゃダメ!と言われてもかいてしまいますよね?

私もそうでした。

しかし、こんなことが肌の表面で起こっていると知ると、かくことに少し抵抗を覚えますよね。

それでも、無意識にかいてしまうのがアトピーの辛いところなのですが。。。

 

ちなに。。。

もう一つのインターロイキン31という物質は、特定のたんぱく質細胞が多くなりすぎると、発生すると考えられているそうです。

 

保湿はかゆみに効果あり??

それでは、保湿はかゆみに有効なのか?ということですが。。。

外部からのアレルゲンの侵入を防ぐことが出来る点において有効です。

 

乾燥肌となりアレルゲンが侵入すると、免疫細胞によりヒスタミンが放出され、かゆくなります。

その根源となるアレルゲンの侵入は、肌を保湿することで、より効果的に防ぐことが出来ると言えます。

 

私も普段から保湿クリームを常時持ち歩いていますが、これを知ってしまうと手放せないですよね!

早く完治して保湿クリームを手放したいですね!!

 

顔の乾燥におすすめの保湿クリーム5選*

 

※保湿クリームにも種類があるため、必ず皮膚科の医師と相談して適切なものを処方してもらうようにしましょう!!

それでは、私が処方してもらっている保湿クリームを紹介します!

 

ヒルドイドソフト軟膏

ヒルドイドソフト軟膏

(引用元:https://www.maiple-medical.com/

アトピー性皮膚炎の方にはお馴染みだと思います。

刺激も少なく比較的弱い顔の肌にも使えます。乾燥を和らげてくれます。

私は、症状の程度に関わらず1日2~3回使用しています。

 

ヘパリン類似物質クリーム

ヘパリン

(引用元:http://meds.qlifepro.com/

ヒルドイドソフト軟膏のジェネリック医薬品として処方して頂きました。

効果はヒルドイドソフト軟膏と同じですが、ジェネリックなので少し安いです。

 

サリチル酸ワセリン軟膏

サリチル酸ワセリン軟膏

(引用元:http://www.nichiiko.co.jp/)

乾燥などにより固くなった皮膚を和らげる作用があります。

顔は皮膚が弱いので上記2つまでの使用に控えたいですね。

私は、4番のトプシム軟膏と混合で処方してもらっていますが、悪化して皮膚が固くなった時のみ使用しています。

 

トプシム軟膏

トプシム軟膏

(引用元:https://www.qlife.jp/)

比較的抵抗がある方もいると思いますが、ステロイド剤で特に炎症を抑える効果があります。(医師に処方してもらう必要があります)

私は3のサリチル酸ワセリンと混合で、炎症がでたところにのみ1日2~3回使用しています。

 

ネリゾナ軟膏

ネリゾナ軟膏

(引用元;http://www.it-tantou.com/74/)

こちらもステロイド剤で炎症を抑える効果があります。(医師に処方してもらう必要があります)

私は、1のヒルドイドソフト軟膏と混合で処方してもらっています。

これも1日2~3回処方してもらっています。

基本的に顔への使用は控えていますが、炎症で肌の色が赤くなったときは保湿成分だけでは効かないので使用しています。

 

※アトピーも人により症状のレベルが異なるので、可能な限り医師に相談して処方してもらった薬を適切に使用することをお勧めします

 

 

クリーム以外で保湿する方法

キャリアオイルをご存知ですか?

直物から抽出された植物油の総称のことです。

キャリアオイルも数百種類あるので、ここでは使用方法をご紹介!

 

《使用方法》

使用方法は簡単!

お風呂上りに体に水分が残っている状態でキャリアオイルを薄く延ばして塗るだけ!

これで、保湿効果が得られます!

 

キャリアオイルにも種類により保湿成分が多く含まれているものもあるそうです。

 

 

まとめ

顔の肌は外部にさらされて特に乾燥しやすいです。

だからこそ、日頃からの保湿ケアが重要になってきますね!!

アトピー性皮膚炎だと乾燥肌は避けられませんが、それでも保湿クリームを使うことで悪化を未然に防ぐことを大切にしましょう。

またアトピー性皮膚炎が疑われるときは、早めの皮膚科の受診をお勧めします。